リファレンス曲の話 final

こんにちは!
マックスオーディオ福岡店 スタッフの堤です。

まだまだ流行病は流行り続けていて、気が滅入りそうになってしまいますね。
これが音楽とかオーディオの大流行なら願ったり叶ったりやのにな〜って思う日々です。


さて今回もリファレンス曲のお話です。
3回に渡って小出しに紹介してきたこのお話も今回が最後です。
↓前回までのお話はこちら!↓
vol.1

今回はほぼほぼリファレンスでは使ったことは無いのですが、間違いなく「映(ば)えるな」と確信してセレクトしたCDを紹介させていただきます。
今までのCD達とはかなり変わったセレクトなので、新境地開拓の気分で読んでいただけると幸いです。

…え? 何回も興味無い音楽の話をするな?
「まあまあ、そう仰らずに!!!!」


ということで今回の1枚目
「OUT OF AHES/DEAD BY SUNRISE」
マイナーな海外バンドのCD持ってきたなこいつ…と思ったあなた。違うんです。
このDEAD BY SUNRISE(以下DBS)のボーカルは何とあの
LINKIN PARKのフロントマン、チェスター・ベニントンなんです!!
このアルバムは要するに彼のもう1つのバンド、というかソロアルバムという枠組みでリリースされたものになります。
そしてプロデューサーにはMy Chemical Romanceを手がけたハワード・ベンソンを迎え、リンキン以上のパワフルさとエモーショナルさを遺憾無く発揮した一作となっています。
もう分かっておられると思いますが、
本作はバリバリのロックです。
そんなアルバムの中で、リファレンスで使っているのは

tr.1 Fire
という楽曲です。

「Fire」は小栗旬主演の映画「TAJOMARU」の挿入歌でも使われている、シングルカット曲です。
さすがシングルカットされた曲というのもありチェスターらしさといいますか、真っ直ぐなオルタナティブロックなのでシンプルに名曲だと思います。
イントロのジワジワくるディレイギターや、そこから弾けるように入ってくるディストーションギターにドラム…
そしてチェスターのハスキーで力強い声…
メロディラインも決して突き放さないエモーショナルなライン…
聞いたら1発で「おぉ…」ってなること間違いナシ!!
どこを取っても凄いのですが、開始数秒のギターの音やエネルギッシュなボーカルから「臨場感」「ライブ感」を発揮してくれるか聞く時に使うことがあります。

Fire以外にもかなりエモーショナルな楽曲や思わず叫びたくなる曲、チェスターの声を生かしたロックバラードなど、とにかく「やりたいことやってる」感じがします。
自粛だ何だと言われてムッとすることもあるかもしれませんが、そういう時はこれくらいのロックを聞いて、しがらみをぶっ壊してみてもいいかもしれませんね。


という感じで2枚目 これでラストです。
「THE IDOLM@STER MASTER PRIMAL DANCIN' BLUE/高槻やよい(CV:仁後真耶子)、菊地真(CV:平田宏美)、双海亜美/真美(CV:下田麻美)、我那覇響(CV:沼倉愛美)」

本性表わしたね。

と言われてもおかしくないですね。
そう、このブログのタイトルにもある「オタク」とはこういうことです。
こちらは私が大好きなゲーム、「アイドルマスター」のアルバムです。

そもそもアイドルマスター、略してアイマスとはなんぞや…と思われる方もいらっしゃるはずなので説明しますと、
プレイヤーがプロデューサーとなり、新人アイドルをプロデュースしてトップアイドルに導く…のが主なゲームの本筋です。
そんなアイマスにはシリーズもアイドルもかなりの数があり、その数だけ色んなジャンルの色んな音楽があり、音楽を楽しめるコンテンツでもあるんです。

そんなアイマスの中でも本作はテーマアルバムシリーズ、MASTER PRIMALの中で「EDM」楽曲のみを収録した作品です。ちなみに発売元は演歌CDでは有名なコロムビアです。ビックリ! 

流行りのEDMっぽさはさほど強くなく、むしろポップス色が強いのでアニソンは聞かないけど…って方にもおすすめの一作。
そんな一作からは

tr.1 Light Year Song
tr.5 Light Year Song(オリジナル・カラオケ)
を使いたいなあと思ってます。
…まあまだ使った試しないですけど…(笑)

「Light〜」を入れたのはただ聞きたかった…というのもあるのですが、昨今のEDM特有の「煽って煽って…ブレイクダウンで大爆発!」的な要素を含みながらも、イヤらしさがなく、むしろポップスのような王道メロディなサビに突入してくれるのです。ベタすぎるのがたまらない!!
サウンド面でも作曲のTaku Inoue(イノタクさんって呼ばれてます。DJ界隈でも有名な方です)節が全開で、切なさと鋭さが絶妙にマッチすることで、
空間の広がりすら感じさせるサウンドになっている1曲。
YAMAHA NS-5000でも聞いてみたいけど、このサウンドならvivid audio G4とかでも気持ちよく聞けそうです。
今度試してみます…!!! どんな音になるのかな…ワクワクしますね!


と、これで全アルバム紹介出来ました。
ジャズやクラシックでリファレンスをする方々が多い中で、こんなにもポップスライクで、オーディオ青二才なセレクトをするのは少し躊躇いがありましたが、
耳馴染みのある音でリファレンスするのが楽しいらしいので、当面はこれでいいかなあって思ってます。

少しづつラインナップを変えたりすることもあるかと思いますので、ぜひぜひ皆様のオススメやリファレンス曲などもご来店されたら教えてくださいね!!
待ってま〜す!!!

いい音楽で、いいおうちライフを。

それでは。

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