リファレンス曲の話

初めまして。
マックスオーディオ福岡店 スタッフの堤です。

この度私もスタッフブログなるものを持たせて頂くこととなりました!
いい意味で毛色の違うブログになるように、拙い文章ですが書かせていただきますので何卒よろしくお願い致します。


閑話休題。
さて、初めてのブログ更新ということで…何を書くか迷ったのですが…
オーディオ…ではなく、今回は自己紹介という意味も込めてタイトルにもあるようにリファレンス用(試聴用)で持ってきているCDのご紹介をさせて頂きます!
最近は何かとお家から出れない状況が続いておりますが、新しい音楽に触れてみる、興味を持つということは年齢も時勢も関係ないと思いますので。
「最近の若い子はこんなの好きなのか〜」とか
「このスタッフはこんなの聞いてるんだな〜」とか
「このCDちょっと気になるな〜」とか
思ってくれたら幸いでございます。


…え? そもそも興味が無い?
「まあまあ、そう仰らずに!」


ではまず持ってきているCDの画像から
(撮影 自宅)

ロックからアニソン、ジャズにクラシックに80'sポップスライクにブルース、果ては打ち込み音楽まで幅広く入っているセレクトしています。
ですが…ちょっと枚数多いんですよね…なので
(撮影 マックスオーディオ福岡店)

こんな感じでCDケースに収納して持ち歩いてます。便利なものが安く買える世の中に感謝。

1枚1枚丁寧に丁寧に紹介していきたいのですが…
長々と書いちゃうと読むのはもちろん、書いてる私も飽きちゃいそうなので、
今回はよく使ってる3枚からご紹介します。
残りの分は小出しにしていきますので、更新をお楽しみに…ってところでご勘弁ください。

では1枚目
「THE BLUES BROTHERS/THE BLUES BROTHERS」
はい出ました名盤です。同名映画のサウンドトラックです。
映画もそうですが、このサントラも
マア〜〜〜〜〜〜〜ゴキゲンなトラックばかりです。
ブルース楽曲中心で構成されたこのアルバム。
正直どの曲もリファレンスで使っているんですけど…とくに使ってるのは

tr1.SHE CAUGHT THE KATY
tr7.THINK
tr8.THEME FROM RAWHIDE
が多いです。

tr1の「SHE CAUGHT〜」は映画冒頭で流れる楽曲。イントロが本当にシビれます。このサントラが目指す「ブルース」をよく体現してくれている1曲です。
ギターやブラスの嗄れた音を聞きたい時に使ってます。
tr7の「THINK」は最近テレビでよく流れてるのを耳にするようになりましたね。サビの「Freedo〜〜m」ってパートは聞き馴染みが深いのでは無いでしょうか。女性ボーカル楽曲なのでのちのち書く予定のAimerばりにリファレンスで活躍してくれています。
tr8「ローハイドのテーマ」。私の祖父が好きだった西部劇のテーマです。
劇中ではこの曲の使われ方がかなり面白いので聞くと「フフッ」としてしまうのはここだけの話。
ボーカルの低音がとにかく気持ちいいので、クラシカルじゃない低音ボイスを聞きたい時に使うことが多いです。

全体を通して「音楽って楽しいよな!!!!」みたいなテンションなので、盛り下がらずに聞くことが出来てしまいます。
「うちで踊ろう」「#StayHome」というご時世に、一撃お見舞したい方にオススメです。


続いて2枚目
「ORIGINAL SOUNDTRACK OCEAN'S ELEVEN」
私、映画も好きなのでこういうサントラを集めるのが好きなんですよね。特にこのオーシャンズシリーズのやつはシブいけどオシャレな楽曲が多くて…。
このサントラはちょっと特殊で、劇中使用楽曲に加えて、
劇中のセリフが流れるドラマパートみたいなものが少し挟まるといった構成になっています。
サントラだけで映画を思い出すことが出来る…という作りになっているみたいですね。ジョージ・クルーニーが本当にいい声なんですよ。
そんなアルバムですが特に使っているのは、

tr.5 Papa Loves Mambo/Perry Como
tr.12 A Little Less Conversion/Elvis Presley
tr.20 Clair de Lune/The Philadelphia Orchestra
です。

tr5「Papa〜」はCMでも使われてて知った1曲です。馴染み深いな〜って思って聞いています。
バランス良くブラス隊とパーカスがなる曲なので、歯切れのいいトラックで試したい時に使っています。
tr12「A Little〜」はまさかのプレスリー! 劇中で一番好きな曲で、実際にアルバムを買った時にアーティストを見てビックリしました。イントロがとにかくカッコイイ。今聞いても劣らないくらいのギターリフを見せつけられます。
収録音源がアレなのか、ボーカルが結構前に出てくるので、しっかりめにボーカルを聞きたい、
もしくは演奏陣が埋もれないかを確かめる時によく使います。
tr20「Clair de Lune」はクラシックですね。邦題「月の光」。
劇中では終盤で流れる楽曲で、「成し遂げたぜ。」みたいな雰囲気が漂う場面で流れます。
私はクラシックに詳しくないので、この音源が果たしていいものなのかそれとも…と言ったところですが(勉強しておきます)。
弦楽器と空間の広がりを聞きたい時に使うことが多いです。

「この映画見た人〜っ! 見た人ならニヤニヤしちゃいますよ〜っ!」みたいな作りになっているので、出来ることなら映画を見てから聞いて欲しいのですが、
普通のオムニバスアルバムとしても楽しめるので、是非。
今回は挙げてませんが、ヒップホップ楽曲とかも入っています。


では3枚目
「MACROSS PLUS ORIGINAL SOUNDTRACK -for fans only-」
お前はまたサントラか!と言われそうですが、そうですサントラです。
このアルバムは「マクロスプラス」というアニメ(OVAと劇場版)のサウンドトラックのファンセレクト版ですね。ファンが選んだのか、ちょっとニッチなところまで押さえられててオタクの私はニッコリしちゃいました。
「えー、アニソンかよ〜。Hi-Fiオーディオで聞くの勿体ないだろ〜!!」って思ってしまったそこのアナタ。
侮るなかれ。凄さは聞けばわかるんだから。
リファレンスで使ってるのは

tr.1Welcome to Sparefish
tr.2 fly up the air
tr.3 Idol Talk/SHARON APPLE
です。

tr1「Welcome〜」は冒頭のシーンで流れるギターインスト。哀愁漂うソロギターなのですが、乾いた音なのでどこか荒々しさもあり、主人公の序盤の荒々しさを体現している1曲です。
アコギの独特の低音がボーン…と鳴るので、そこがしっかり聞こえるかを聞く時に使うことが多いです。
tr2「fly up〜」はまさかのオーケストラ。開始2秒でぶわっと音が広がり、浮遊感というか「飛行感」みたいな感覚が広がる1曲です。
マクロス、というアニメはロボットアニメなのですが、戦闘機への可変があったりする為、「空」「飛ぶ」という題材を大事にしている作品なんですよね。
また、アニメのコンセプト上楽曲にもかなりのこだわりがある作品なので(特にセル画時代の楽曲は物凄いです)、
キラキラポップでkawaii〜♡みたいな曲ばかりじゃないんです。
だからこそこういうシンフォニックで、だけど「ちゃんとアニメの曲だ」と分かる楽曲が生まれたのかもしれません。
これは開始2秒の音を聞くために使ってます。そこ以降もちゃんと聞きますけどね(笑)
tr3「Idol Talk」、これもなかなか凄いです。
打ち込み音楽なんですけど、アングラ感といいますか…「インダストリアルな曲」と定義するのがいいのかもしれません。とにかく、「怪しい」。けど「美しい」んですよ。
パワフルなサウンドの中に煌びやかさや妖艶さが垣間見えるこの楽曲。
リファレンス時はイントロからワンコーラス聞くのですが、女性ボーカルが少し後ろめに録音されてる(気がする)ので、演奏陣が強すぎないかを聞く時に大活躍してくれています。


といった感じでリファレンス使用楽曲の紹介をさせて頂きました。
皆様もご自宅でいい音楽を楽しまれてると思いますが、この際に新しい楽曲に触れてみるのはいかがでしょうか。
気になるCDがありましたら、是非マックスオーディオ福岡店まで聞きに来てください。
最高の設備を準備して、お待ちしております!

いい音楽で、素敵なおうちライフを。

それでは〜!ζ*'ヮ')ζ



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