ふれて、たしかめて、きづく。

こんにちは!
マックスオーディオ福岡店 スタッフの堤です。

梅雨がなんたら、雨がなんたらと言っていったら本当に凄まじい量の雨が降り、福岡南部に甚大なダメージを与える始末。
南部にお住まいの読者さん、ご無事ですか?
あるいは河川の近くにお住まいの方…毎日不安かと思います。
まだしばらく雨は続くみたいなので、気を張ることが増えてしまいますが、気を張りすぎずにいきましょう。

さて、そんな天気続きですが…
そういう時こそ音楽を聞いて、上手くリフレッシュしてみるのもいいかもしれませんよ。
特に雨の時に聞くアナログ(レコード)は、なかなか趣があってリラックス出来そうです。
(今日の福岡店ではLINN AKURATE LP12 SEが流れています)

最近は若いリスナーやコレクターも増えてきたアナログ盤。
DJブームやヒップホップが隆盛になっているからか、一般的なCDショップでも多く取り扱われるようになってきています。
それに際してエントリークラスのアナログプレーヤーを様々なメーカーが作り始めているのもまた事実。
つまり…手軽に温故知新出来るという訳です。

…「いや、なに仰々しく当たり前の話しとんねーーん!!」
と思う方もいらっしゃるかと思います。いや、それは本当にすみません。
というのも私は福岡店に努めるまで、アナログ機器を触ったことがありませんでした。
高校生の時は放送部だったのに。しかも部室に無名ブランドのプレーヤーがあったのに。
今思うと勿体ないことしたなあ!と思います(笑)
そんな私も今はオーディオ販売員。CDやネットワークプレーヤー、AV系だけではなく
アナログも勉強しなければ! と思い、数か月前からコツコツ…ちまちま…と基本から学んでいる次第です。

少し感覚的な話ですがここで働く前に、
「レコードは針を落とす瞬間や独特のレコードノイズがあるのが良い」という話を小耳にはさんだことがありました。
話を伺った当時は生意気な少年だったので、「いやいや、どういうこっちゃねん!!」みたいなことをのたまっていたと思います。きっとその時せっかちなヤツだったのでしょうね。今もせっかちですけど。
しかし実際…というか少し歳を重ねて、時間を使って勉強したり実際に触れてみたりすると何となく、あの言葉の意味が分かったような気がしています。

レコードの針を落として、音楽が始まるまでのドキドキ感。
ノイズはノイズでもそこに「環境音」も混ざることで、ライブ感が出てくること。
そして何より、音にあたたかみがあること。

これが良くてあれが悪いと言いたいわけではないのですが、
ポータブルオーディオが隆盛の時代に生きているからか、ここ数年私はずっと音楽をデータで聞いていました。(もしくはCDをデータ化するか)
そこにあたたかみが全くなかったわけではないと思います。
ただ「そこで鳴っている」「そこに演奏者がいる」、「音楽が生きている」感覚はデータやポータブルでは味わえなかった感覚なのではないかなぁと思います。

また、ふっと息を吐きたくなる瞬間が大人になって増えて。
そんな中で、もしかしたら音楽を聴くことにだけ時間を割けるようになった方もいらっしゃるかもしれません。
確かにポータブルだとすぐに音楽に没入することは出来ます。
しかし時間がある今、もしくは時間を作りたい今。
レコード…いや、「アナログ」のように鳴らすまでの時間を楽しんだり、腰を据えなければ聞けない音楽というものに触れてみるのもいいかもしれませんよ。
アナログにはアナログにしかない、あたたかみのある音楽を試してみませんか?

当店はハイエンドはもちろん、エントリークラスのお取り扱いもございます。
もちろんビギナーの方もご来店大歓迎です。
エキスパートの方は…まだまだ勉強中の私に知識をひけらかしに来てください(笑)
ぜひご来店お待ちしております。


さーて、それじゃあそろそろ私も個人でアナログ盤買っちゃおうかな〜…
確か欲しいやつがアナログ盤化してたはずやねんな〜…どれどれAmazonさん…
ウゥゥワ! 高い!!(宮 〇 大 輔)


いい音楽で、いいおうちライフを。

それでは。

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