「真空管ってすごいのよ!」という話。

こんにちは!
マックスオーディオ福岡店 スタッフの堤です。
ちまちまと文章を書いたり、構成を練っていたら随分と日付が空いてしまいました…やらかしました…

気がついたら年の終わりが近づき、朝と夜の冷え込みがキツい時期になってしまいましたね…。というかもう年末ですよ…(笑)
私は気温変化(というか寒暖差)にかなり弱いので、鼻炎が酷くなったり寝冷えしてみたりと公私共に忙しい毎日です(笑)
皆様はいかがお過ごしでしょうか?

さてそんな秋、心も少し寂しくなったりする季節なので、私は相も変わらず虚空を彷徨うが如く店舗の中をウロウロ…
いやぁそれにしても寒いな…なかなかプライベートリザーブの連絡も来ないな…と思っていたら、店のある所が少し暖かい…
「おや…?」と思い見渡すとそこには…

(MUSASHI/TRIODE 2019年発売)

「…プリメインアンプ…? 確かに暖かさはここから出ているけど…?」
そしておもむろにボンネットを外してみると…
「…これか…っ!」
真空管の本体が現れました。どうやら暖かさはこれから発されてるみたいです。
確かに暖色オレンジの灯りが視覚的にも暖かい…!

ということで今回はこの真空管ってものの魅力を伝えたい、ゆるめの記事です!
何も暖かさを全面に推してるわけじゃないですからね!? 音質もすごいんだから!!


少し話は逸れますが、真空管と言ったら皆様は何を思い浮かべますか?
化学の実験? レーダーや航空機のパーツ? はたまたスマホゲーム? 
人によって様々だと思いますが、
私はこれを聞いてまずギターアンプを想像しました。
かの有名なマーシャルのアンプがまさに真空管アンプって呼ばれていますよね。
(ちなみに私はバンドマン時代、ロックばっかりコピーしてたのにマーシャルでは無くジャズコーラスばっかり使ってました。クセがなくて音作りが楽しかったんです)
なので最初に真空管、と聞いた時は「え、歪みが出てきて迫力のあるサウンドが鳴るんですか!?!?」と思っていました。
では実際のところはどうなのか、といいますと…
確かに迫力というか、トランジスタのアンプと比べてウォーミーで少し沈み込むような音の鳴り方をするので、特にジャズベースとかは綺麗に出てくれます。
ただ当然ピュアオーディオで鳴らした時に「歪み」なんてものは全く出ません(笑)
強いて言うなら、前述のところにも関わってくる倍音が良く出るイメージです。
だから耳に優しく、空気や空間が震える感覚がしっかり味わえるんですね〜。
(この事実を知った後真空管ギターアンプについて調べたら、歪みを出す原理があることで歪んだ音で鳴るみたいです。使ってるものとか基本構造はそんなに大きく変わらないそうで。勉強になるなぁ)

こういった特性からジャズやボーカルものが映えるのが真空管のいいところ。
もちろんそれ以外のジャンルだってしっかり丁寧に鳴らしてくれます。なんならメーカーさんの特徴や真空管自体の特徴もあるので、カスタマイズ性(?)はかなり高いのではないでしょうか。

真空管の暖かみで物理的にも、心の底からも暖まる冬も悪くないと思いますよ!
筐体サイズが小さいモデルも最近は出しているメーカーさんはあるので、
省スペースでも楽しめる真空管…
福岡店にも小倉店にも沢山ございますので、是非1度足を運んで触れてみてください!


いい音楽で、いいおうちライフを。

それでは。





PS.
12/11〜13に小倉で当店のオーディオフェアがございました。
足を運んでくださった方々、本当にありがとうございます。
来られなかった方は…次の機会に会場に是非お越しください!

さて私事ですが、フェア中ついに「堤さんのブログを読んで気になったから会場に来ました!(意訳)」というお客様に出会ってしまいました!!!
まさかフェアの場でこんなに嬉しいお言葉を頂けるなんて…! 癖の強いブログ書いててよかった!と思いましたね(笑)
これからもオーディオのことは勉強中ではございますが、しっかり魅力を伝えつつオタク感も織り交ぜたブログを書いていけたらと思っておりますので、
何卒ご愛読のほどよろしくお願いします!
お店にも是非遊びに来てくださいね。
末筆ではございますが、改めて感謝を。
本当にありがとうございました!!!!!!

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